今回優秀賞を受賞したラベルでは、以下のような技術を取り入れました。

１，近年では当社でも比較的多く試みとして取り入れている、銀のホイル紙に黄色を刷ることで疑似ゴールドを作るというのがベースになっています。こうすることで、金と銀の両方を表現できます。

２，ニスの厚盛りをすることで角度によって見え方が代わるチェンジング印刷という手法をヒントにしてトライ１で、ラベルの印刷でできるニスを縦のラインで細かく入れつつ、葉っぱの部分にはさらに角度を付けてみました。
　実際にはチェンジングとはまったく異なるものになりましたが、これはこれで面白い表現になりました。

３，凹凸のエンボス版で、アイキャッチしたい、ロゴ部分とイラスト部分を立体的に浮き上がらせることにしました。
※ここでは「R」や「A」の中抜き部分は、細かくなるのでエンボス加工を入れなかったのですが、もう少しチャレンジしてみてもよかったのではないかと反省点になっています。

　こうした当社の印刷加工の技術で、商品の高級化を直接アピールできる訴求力の高い表示ラベルを作ることが可能です。また社内で、あるいは、お客様と共に、さまざまなトライをして、新しいラベルを作っていくことができればと考えています。

　ぜひ、お気軽にお問い合わせ下さい。