第26回シールラベルコンテスト規定課題(輪転)最優秀賞受賞
第26回シールラベルコンテスト 規定課題(輪転部門)において、最優秀賞にあたる「日本印刷産業連合会会長賞」をいただきました。
毎年出品しているラベルコンテストですが、規定課題で、最優秀賞をいただけたのも今回が初めてのことで、大変嬉しく、全社員で喜びを分かち合いました。
また、弊社で独自に導入しているカラーマネジメントシステムや、製版技術、そしてオペレータの細心の注意をはらった印刷技術の細やかな連携の重要性が再認識されました。
これからもますます印刷技術の向上、開発に努力していきます。
以下、全日シール様「第26回シールラベルコンテストラベル」結果発表」ページ(http://www.seal.gr.jp/news/161104.php)より引用
規定課題(輪転)講評
今年は、あえて色カンプを配布せず、自由に刷っていただきました。 その結果、各作品にはかなり色の違いが見受けられました。 こういう色見本の無い場合、印刷の色が正しく出ているか見極める方法は、カラーチャートを利用するのが良いと思います。 例えば、データー上で女性の肌の一番明るい色のポイントを計っておき、Y=10・M=5なら、カラーチャートのそれに近い色と比較して類推することです。 こういった事をリボンの紫とかクロスしているエンジ色のバーとか、2~3ポイントで実施すれば、ほぼ印刷色の正否が判断できます。 エンジ色のバーについては、データー上では同じ色ですので、左右で色が違うとか、縦バーと横バーの色が違っているとインキの出し方がおかしいと判断されてしまいます。 こういったところまで良く神経が行き届いて、マージナル・見当精度の優れた作品が、印産連会長賞に輝いたわけです。